〜診療室での対策〜
1. その日の体調について問診・検温、洗口消毒
診療室で当日の健康状態、体温、過去の行動歴、身近な方に陽性者がいないかなど8つの問診を行っております。当日、体温を計測していない患者様には診療室で検温をさせていただいております。使用した体温計はアルコールで払拭消毒をして収納しております。また、患者様には診療前に次亜塩素酸水で口腔内を洗口消毒していただいております。
2. 患者様とスタッフの保護(サージカルマスク、防護衣、フェイスシールド、ゴーグルの着用、口腔外バキュームの使用)
診療中の患者様にはお顔覆うようにタオルをかけさせていただき、診療中にでる飛沫物を被らないように防いでおります。そして、当院では各診療室に口腔外バキュームを設置しております。口腔外バキュームは診療中に出るバイ菌や粉塵などの飛沫物を吸引します(口腔外バキュームについては飛沫・粉塵感染防止/空気感染防止をご覧ください)。口腔外バキュームを使用することにより患者様や診療スタッフに被る飛沫が減り、清潔な空間を保つことができます。また、患者様毎に診療グローブを付け替えて診療を行っておりますので、安心して診療を受けていただけます。
スタッフの保護として、全スタッフ(受付スタッフも含む)はサージカルマスクを着用しております。
診療を行うスタッフは皮膚や頭髪に飛沫物がつかないように防護衣と診療用帽子を着用し診療を行っております。※1
防護衣と診療用帽子は前半と後半で同じものを使用しないように、昼休みで新しいものに着替えるよう徹底しております。
また,フェイスシールドやゴーグルを着用し、飛沫がスタッフの顔や目に直接つかないように防いでおります。使用した白衣や防護衣、診療用帽子、患者様用タオルなどは当院で頻繁に洗濯にかけ常に清潔なものを着用・使用しております。
※1. 11月〜4月は防護衣を着用、5月〜10月は前半と後半で診療衣を着替え、診療を行っております。
実際の診療時の様子
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3. 診療室の換気・消毒(アルコール、次亜塩素酸水使用)
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患者様の診療が終わる毎に窓を開けて口腔外バキュームを稼働させながら、診療室内の換気を行っています。また、夏は扇風機を稼働させ換気を行っております。換気を行いながら、診療室内を次亜塩素酸水で消毒しております。当院では新型コロナウイルスが流行し始めた頃からいち早く次亜塩素酸水製水器を導入し、製水器で作られた次亜塩素酸水を十分に使用することができております。次亜塩素酸水の作り方や使用方法について学び、診療台やドアの手すり、患者様の荷物置き場、キーボードなど診療室で手に触れるものは次亜塩素酸水で十分に拭き上げ消毒を行っています。診療器具は患者様の口腔内で使用するもの全てをオートクレーブ滅菌機にかけ、パッキングをしております。(滅菌方法については滅菌・消毒処理と院内感染対策をご覧ください。)また、取り外せないモーターやホース部分は全てアルコールで消毒を行っております。
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